物産店バイトについて徹底解説!仕事内容は?実は大変?給料はどのぐらい?

アルバイト

こんにちは!シシトウと申します。

今回は百貨店などで行われる物産店でのバイトについて、実際に働いてきた私がどこよりも分かり易く解説します!

今回は、北海道物産展のような食品を扱うタイプの物産展について解説していきます。

先に結論を申し上げると、配属場所によってバカみたいに難易度、キツさが変動します!

それでも時給は一定なので、かなり博打じみたバイトと言えるでしょう。

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物産店バイトの基本情報

時給

時給の相場は1000円から1200円です!

しかし、会場となる百貨店が早くにしまってしまう場合が多く、深夜、夜間自給での値上げはほとんど望めません。

また、開催期間が2、3週間であることから必然的に短期バイトになってしまうので、稼ごうと思ったらかなりシフトを詰める必要があります。

シフト

採用面接時に希望日付、時間を伝える自己申告制となっています。

かなり自由に入れることができますが、前述の理由により夜間の時間帯には入れることはできません。

服装、自分で用意するもの

ほとんどの場合店側が制服としてエプロンを支給してくれます。

が、その下に切る服装にも規定があり、それは各自で準備することになります。

百貨店では店のブランド維持のため、短期バイトだろうときちんとした格好を要求されます。

具体的には

男子は白シャツ、ネクタイ、黒のスラックス、革靴

女子は白シャツ、黒のローヒールのパンプス

が必須です。

物産店バイトの仕事内容

仕事内容は主に

マネキン

レジ係

裏方

の三つに分かれます。

北海道や沖縄などのお店が集まり、屋台のようにブースで分けられて出店するので、バイトの内容は基本的にそれらのお店の営業をサポートする形になります。

祝日と平日で忙しさに本当に大きな差が出ます。また、担当する販売フロアが何をメインにしているのか(乾物を売る店ばかりだったり生鮮食品を扱う店オンリーだったりします)によっても難易度は大きく変動します。

基本的に生鮮食品担当のエリアのほうが大変です。匂いが強く、べとべとしているモノを扱うので、必然的に3K(臭い、汚い、キツい)な職場になります。

マネキンの業務内容

マネキンといっても、ただ服を着てその場に突っ立っているわけではないですよ(笑)。

実際にお客様のいる販売エリアにて、通路でマップやチラシを配ったり、質問に答えたり商品の説明をするのが主な内容です。

各出店に直属する場合、レジ係も兼用する場合があります。

マネキンに必要とされるスキル

お客さまからの質問に答えるため、フロア全体の出店状況を把握する記憶力コミュニケーション力が求められます。

また、混雑時には列を誘導する、落とし物や迷子の相談を受けるといった応用力の問われるパフォーマンスを求められるのもマネキンの特徴です。

マネキンの良いところ、つらいところ

服装がカッコいい、かわいい   

 常にお客さんの視線にさらされるので、店側も凝った制服を用意してくれることが多いです。時にはカフェ店員のような服装や、割烹着などの変わった衣装も着ることができます!

先輩に助言を求めにくい

 エリア中に均等に配置されるので、基本一人ですべての業務に対応しなければいけません。最初は孤独に感じますが、慣れてくればそつなくこなせるようになります。

クレーム客の対応

 めったにいませんが、とんでもない理由でクレームをつけてくるお客さんに対応しなければならない場合があります。「バイトゆえ詳しいことは分かりかねます。上の者に連絡いたします。」と言って逃げ出すのが吉です。

レジ係の業務内容

レジ係の業務内容は、レジや店頭でのお会計です。

場所によって、スーパーと同じようにレジスターを使ってエリアごとにまとめて会計する場合と、各出店ごとに電卓を使った会計をする場合があります。

レジ係に必要とされるスキル

基本的な計算能力さえあれば業務を行うことができます。お金を取り扱う仕事なのでミスをしない集中力が必要です。

レジ係の良いところ、つらいところ

良いところ

・簡単

 物産店でのバイトで一番簡単な部類に入ります。ここ担当になったら大当たりだと思っていいです。

つらいところ

・退屈

 ぶっちゃけほかのところのレジ打ちバイトと大差ありません。

 物産店要素はほぼゼロ、変わったバイトを期待して入ったら少しがっくり来るかもしれません。

裏方の業務内容

裏方は、簡単な盛り付けや掃除、出店者の注文に応じて食品やケースを持っていくのが主な業務になります。

暇な時と混雑時のギャップが一番大きいのがこの裏方で、仕事がないときは待機部屋で雑談したりできます。

混雑時の裏方は地獄です。処理しなければならないごみの量もけた違いになりますし、注文品を探して地下の冷凍庫をさまよった挙句、お客様の波を躱しながら出店まで台車を押していくという、まさにハードモードといった様相に様変わりします。

ここでネックになるのが服装規定。自分より背の高いカゴ台車に山ほど段ボールを積んで地下とブースを往復するのに、革靴以外履かせてくれません。しばらくは足が痛むと思います。

カゴ台車の説明画像
これが「カゴ台車」。

途中で限界を感じた僕はこっそり黒の安全靴に変えましたが、気づかれずにおとがめなしでした(笑)。

注文品を探すのも一苦労です。様々な店が、それぞれ違ったルートで会場に食品を送ってきているので、注文品がどこにおいてあるのか出店者も知らない、といったことが往々にしてあります。

段ボールの色やサイズ、特徴をしっかり確認してから捜索しましょう。

書類上冷凍庫にあるはずのものが冷蔵庫で見つかったり、商品識別用のラベルがはがれていたりなんて日常茶飯事です。柔軟に対応しましょう。

裏方に必要とされるスキル

状況に合わせて仕事内容が大きく変化するので、指示をしっかり聞き、柔軟な対応をするスキルが求められます。

また、カゴ台車は見た目以上に動かしにくいので、今までにカゴ台車を使った経験があれば仕事をスムーズに行うことができるでしょう。

カゴ台車の正しい使い方についてはこちらにまとめています。ぜひご覧ください。

裏方の良いところ、つらいところ

良いところ

・バイト仲間と仲良くなれる

 暇なときに雑談したり、混雑時に各出店の在庫について情報交換している間に仲間意識が芽生えてきます。バイトを勤め上げたころにはさながら戦友のよう!

つらいところ

・きつい。

 これにつきます。特に祝日はとんでもない忙しさになります。

 シフトを申告する際は祝日ばかりに入れないよう気をつけてください。

 

賄いについて

せっかく物産店で働くんだから、賄いも期待できるんじゃないか?と思っている方も多いと思います。

答えは「イエス」です。

生ものは衛生上もらえませんが、揚げ物、パンなどは営業時間終了後に余りものを頂ける可能性大です!

そういった商品を販売している出店ではしっかりと「頑張ってますアピール」をしておくと、後でうれしいプレゼントがあるかもしれませんよ(笑)!

まとめ

今回は物産店でのバイトについて自体験も交えながらご紹介しました。

個人的にはとても面白く、おすすめのバイトです。

運よく求人を見つけたなら、ぜひ一回やってみることをお勧めします!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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