4月27日の「世界まる見え!ミステリークイズ2時間スペシャル」にて、
「エチオピアの砂漠のカラフルな景色」が紹介されるようです!
砂の海の中にポツンと存在する極彩色の景色、
その仕組みや場所が気になります。
調査してみました!
【世界まる見え】エチオピアのカラフル砂漠はダナキル砂漠!
調査の結果、番組で紹介される景色は
「ダナキル砂漠」の「ダロル火山」という名称だと判明しました!
ダロル火山はエチオピアのエトラエール山脈の北東、アファール州ダナキル砂漠に位置するスコリア丘火山である。爆発により生じたマールと呼ばれるクレーター状の地形で、中新世に玄武岩質のマグマが堆積した塩に侵入し、その後の熱水活動により形成された。
「ダロル」はアファル人の言葉で「溶解」「崩壊」を意味する。
「ダロル火山」-Wikipedia
まるで地球上の景色とは思えない様相です。
この景色はどのように作られたのでしょうか?
【世界まる見え】エチオピアのカラフルな景色の成り立ち
ダロル火山の周辺には多くの食塩泉や酸性泉が存在し、
それらと酸化鉄や硫黄が反応した結果、あの色彩が生まれるようです。
㏗1未満の強酸性の池は緑色に、
硫黄化合物は黄色やオレンジに、
酸化鉄は茶色に、、、
更にそこら中に間欠泉で出来た塩の塔が乱立することで
あの風景が完成するのです。
その景観の特異さから、様々な映画でロケ地として利用されています。
【世界まる見え】エチオピアのカラフル景色に関するあれこれ
ダナキル砂漠のダロル火山には、
カラフルな風景以外にも様々な特徴がありました!
ダロル火山の火口は海抜-50メートルほどで、
世界で一番低い噴火口になるそうです。
噴火の際に硫黄が燃焼することで青い炎が上がり、
夜は青い光によってこれまた違った景色になるそう。
その景色の特異さから観光名所としても有名なのですが、
エチオピアの治安が悪いために専用の護衛がつく上、夏場の気温が50度を超えるために
「世界で最も過酷なツアー」なんて呼ばれています!
これはあんまり関係ないんですが、
最近何かと話題のWHOのテドロス事務局長はここエチオピア出身なんだそう。

だから何だよ。
【世界まる見え】エチオピアのカラフルなダロル火山まとめ
今回は、「世界まる見え」で紹介されたエチオピアのカラフルな景色について調査しました。
その景色はとてもこの世のものとは思えない代物。
是非一度行ってみたいものです。
コメント