寒くなってくると、風邪予防や花粉症対策にマスクをつける機会が増えますよね。
そんな中よくあるのが、朝、通勤、通学の途中で
「あれ!?顔認証が通らない!・・・ってマスクしてたわ(・ω・)」
一日の始まりにこんなしょーもないドジを踏んでは何ともみっともない!
そこで今回は、マスクをつけた状態でiPhoneの顔認証を通過する方法をご紹介します!
マスクを着用したままFace IDを通過する方法
Face IDの基本的な仕組み
そもそもiPhoneのFace IDは、認証時に顔の形状を赤外線と、3万以上の不可視のドットの照射により、顔の深度マップ(掘りの深さ)や赤外線イメージを作成して本人かどうかの識別を行います。
さらに認証に成功するたびに繰り返し機械学習することで、その正確性を高めているのです。
また、セキュリティー上の対策として、Face IDは対象者が画面を注視していないと認証しないようになっています。
ポイントは「目と鼻」
さて、肝心のマスクを着けたまま顔認証に成功する方法なのですが、することはとても簡単です。
マスクを少しだけずらし、鼻を完全に出した状態でFace IDを起動させる、これだけ。
人によって個人差はあるのですが、結構な確率で顔認証に成功します!
なぜ認証に成功するのか
自分はiPhoneの開発者でもなければ顔認証の専門家でもないので正しさは全く保証できないのですが、
眼窩や眼球、眉毛の位置関係によって人それぞれに違いのある起伏が生まれる顔の上半分と比べて、鼻より下の部分は比較的のっぺりしていて、マスクをつけても顔の深度マップに大きな違いが出ない点が理由として挙げられるかと思います。
自分の場合、より顔にピタッと密着するタイプのマスクのほうが素早く認証してくれましたように感じました。
「もう一つの容姿」を設定するという手も
一度マスクのまま顔認証にに成功してしまえば、そのデータをもとに学習し、それ以降認証しやすくなるのですが、どうしてもうまくいかない場合は「もう一つの容姿」としてマスクを着用した状態を設定することができます。
iOS12以降に登場した機能で、
「設定」→「Face IDとパスコード」→「もう一つの容姿を設定」
から登録することができます。
鼻を出した状態で登録しましょう。
「顔の認識が妨げられています」と表示されますが、そのまま続ければ無事に設定します。
これでマスク着用時でも鼻さえ出せばきちんと認証してくれるはずです!
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