カゴ台車(カゴ車)の使い方を解説します!学生必見!バイト先でケガしないために

アルバイト

はじめまして!シシトウと申します。

今回は、高校生、大学生のアルバイトの方向けに「カゴ台車」と呼ばれる道具の基本的な使い方をご紹介します。

ピッキングやスーパーでの荷出しなど、バイトでの荷物運搬に欠かせないのがこのカゴ台車。

使い方をマスターして、怪我のないバイトを心がけましょう!

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注意事項

カゴ台車のみならず、バイト先の現場には器材の使い方についてのローカルルール、ハウツーが存在する場合が多いです。

この記事に書かれている内容と大体は同じだろうとは思いますが、もしも異なる場合は

現場の指示に従ってください。

それらのルールは各労働環境に合わせて最適化されたものであり、あなたがケガをしないよう考えつくされたものであるからです。

あなた自身の安全のためにも、先輩の言うことはしっかり聞くようにしましょう。

カゴ台車とは

カゴ台車とは、画像のような三面が格子パネルに覆われた運搬用の台車のことを言います。

正式名称は販売元によって「ロールボックスパレット」や「カーゴテナー」だったりしますが、現場では「カゴ台車」あるいは「カゴ車」と呼ばれています。

左右のパネルと底部分が折りたためるのが特徴で、使わないときは何台も重ねて置くことでスペースを確保できる優れものです。

サイズは

幅110センチ、奥行き80センチ、高さ170センチ

幅85センチ、奥行き65センチ、高さ170センチ

の二つが主流となっています。

カゴ台車の使い方

広げる

折りたたまれた状態から左右のパネルを広げ、底部分のパネルを下ろします。

この際、きちんと左右パネルと底部パネルがロックされているか確認するのを忘れないようにしてください!

パネル同士がうまく引っかかってないと、荷物を積み終わり、いざ運ぼうというところで横パネルがオープン→荷物がぶちまけられる

なんてことが起こります!くれぐれもご注意を!

荷物を積む

荷物を積む際は

重いものを下に、軽いものを上に

が大原則です。

場所によって異なりますが、一番上の荷物が3割以上カゴから飛び出してしまうとアウトとしているところが多いです!

荷物の積みすぎは視界の悪化や操縦性の低下を引き起こし、大事故につながります。

早く終わらせたいからと荷物を過剰積載するのは絶対にやめましょう!

運ぶ

カゴ台車で荷物を運ぶ際は必ず両手で操作するようにしてください。

積載状況によってはかなり重たくなるので、腕の力だけでなく、膝をしっかり曲げて脚力を使うよう心がけるのがコツです。

操作方法は大きく分けて以下の三つ。状況に応じて使い分けてください。

「押し」 

ショッピングカートと同じように進行方向に台車を向けて押す方法です。

力が入れやすく、長距離運搬に適していますが、荷物によって前方の見通しが悪くなる、方向転換の多い現場には不向きといったデメリットがあります。

「引き」

押しとは逆に、進行方向に操作者が位置し、後ろ歩きで進む方法です。

狭い場所でもコントロールしやすく、方向転換しやすいのがメリットですが、後ろを振り返らないと進行方向を確認できず、足がもつれやすいというデメリットがあります。

「横押し」

台車を横から持って運ぶのが横押しです。

進行方向の見通しがよく、台車の重心に近い位置で操作するため動かしやすいというメリットがある反面、体をひねった姿勢で操作するので力を入れにくく、斜面での操作に不向きというデメリットがあります。

気を付けるポイント

荷物を積むときも下ろすときも、キャスターのロックを必ずかけるようにしてください。

また、折りたたんだ状態のカゴ台車を運ぶのはできるだけ避けるようにしてください。組み立てた状態と比べて非常に転倒しやすいです。

特に気を付けていただきたいのが斜面での操作。足掛かりとして設置されている小さな凹凸に引っかかっただけでも容易に転倒するうえ、下りではブレーキがかけづらく、事故が頻発する場所です。

重たすぎて一人で運ぶのが不安だと少しでも感じたら、荷物を減らすか、バイト仲間に手伝ってもらうことを強くお勧めします!

まとめ

今回は学生バイト向けにカゴ台車の使い方をご紹介しました。

繰り返しになりますが、何よりも大事なのはあなたがケガをしないことです。

安全第一で、楽しくバイトができるようにしましょう!

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